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西院の由来
阪急電車を利用している人には「さいいん」。嵐電を利用している人には「さい」がなじみのこの地名。他にも「ざいん」という読み方もありました。
名前の由来は、今から1171年前(883年)、淳和天皇が引退した後に住んでいた邸宅「淳和院」の別名が「西院」と呼ばれていた事から来ています。
約250m四方の広大な敷地で、現在の上新電機が南西の角、高山寺の東隣のファミリーマートが南東角に当たります。
淳和天皇は天皇になる前からここを利用していて、そのころは「南池院」と呼ばれていました。邸宅内には人口の池が作られていて、宴会の時には詩を作ったり、雅楽を奏でたりしていました。つまり、音楽祭も催されていたのです。
淳和天皇の死後は仏教の道場になり、やがて衰退していったようです。ですから、このイベントは、西院の地で行われる実に数百年ぶりの音楽祭ともいえるでしょう。(文:木村泰彦) |